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星組『ディミトリ』『JAGUAR BEAT』観劇♪ [宝塚感想 星組]

宝塚歌劇星組『ディミトリ』『JAGUAR BEAT』東京公演を観てまいりました~~~!!
(≧∇≦)ノ ♪

もう~~~超久しぶりの東京宝塚劇場。最後に東京宝塚劇場に来たのは昨年3月だから実に10か月ぶり、宝塚歌劇を見たのは昨年5月のブエノスアイレス以来だから8か月ぶり。昨年はいろいろあって観に行けてませんでしたからね~~。しかも、友の会で当選したお席は、そこそこ前方センターブロックのS席。久しぶりで楽しみ過ぎてテンションアップしてしまい、前日から眠れませんでした。まずは家族ともども健康キープできてよかったです。


第一幕『ディミトリ』の感想です。あ、私は予習しない派、その時の舞台のもを受け止めたい派なので、原作のこととかジョージアのこととか無知な状態で感想を書いております。

ジョージアの衣装とダンスが、カッコイイですねーーー!!感想を一言でまとめると、それです。
お気に入りは、モンゴル軍との戦いの場面。たぶんあれはジョージアンダンス。男性がくるっと回った時に上衣がスカートみたいにくるっと回るところが、いい♡カッコイイ♡♡
ストーリーは複雑すぎずに受け取りやすいし、紫のリラの花のテーマが随所にちりばめられているし、およそよい話と演出で、楽しめました。そして何といっても、お衣装とダンスがステキ♡マジいい♡♡。女性陣も男性陣もエキゾチックな衣装で、フリフリひらひらとビシュ―キラキラがいっぱいで、それを活かしたようなダンスで、とてもよかったです。

そして、ご贔屓様の暁千星演じる副宰相アヴァクも、好みのキャラでした。わたくし、黒い役・悪役が好きなので。(あっ、正確には完全な悪役でもなかったですね。)特に副宰相アヴァクが歌うロックな曲がカッコイイ!!(←ご贔屓様の場面ですからね、そりゃぁそういう感想になるでしょうよ。)
敢えて難を上げるなら、セリフに重厚さが足りないかな~~と。ちょい早口でセリフをバタバタしゃべる印象の部分があり、そこはあえて溜めてセリフを吐いた方が私的には好みだな~~と思いました。(←好きだからこそついいろいろ望んでしまう心理。)
また、アヴァクが歌う歌詞がなんかイマイチでした。詩的でないとといいますか、単語が単純すぎるといいますか、メロディーラインとワードが合っていないといいますか。もう少し言葉が練れなかったかな~~。キャラと曲がいいだけに、惜しい。
ちなみに前から思ってたのですが、演出家がなんでも自分でやるのではなく、曲は作曲家が作るように、歌詞も作詞家さんが作ってもいいのではないかと。演出家がなんでもやって権限持ちすぎると、パワハラを生みやすいしね。

ほか、ストーリーについて、あえてツッコミたい部分を5つほど。若干のネタバレも含みます。そして長文になってしまいました。すいません。

その①、前半のモンゴル軍の戦いのところ。王ギオルギ自ら出陣するのは、リスクありすぎじゃない?しかも子供もいないんでしょ??血統で王国を保っている場合、王様が亡くなると危機になるから、戦の時は息子なり弟なりをスペアとして首都にとどめ置くのが定石。なのに子供のいない王様を戦前に出すって、普通はしないよね~~。王ギオルギは過剰の自信家で甘く考えてて、副宰相アヴァクも王に心酔しすぎて目が曇ってたのかしら・・・。アヴァクも、ディミトリに「王を守れっ!」て言っといて後で逆恨みするぐらいなら、自分で守れよっ!!って思うし。アヴァクは、自分の剣の腕はディミトリに劣ると理解しててディミトリに任せたの?この時はディミトリを信用しているように見えるんですけど??もしくは、ディミトリに捨て駒になってもらう算段だった??アヴァクも詰めが甘い。まぁこの時点では若かったのかな、たぶん。

その②、王ギオルギから、ディミトリとルスダンとの結婚を遺言されたあとの歌の部分。
「過酷な運命」とかなんとか不安を歌ってたけれど、それよりも明るく歌ってくれていいのでは?って思いました。元々、ディミトリは人質だって言ってたから、ディミトリの祖国ルーム・セルジュークは裏切りそうな国だと思われていたということ。そのルーム・セルジュークの第四王子と後継者ルスダンを結婚させるというのは、ディミトリのことを相当に信頼しているということ、祖国よりもジョージアを優先してくれるって信じてるということ。そこを理解して、信頼への感謝と好きな人と結婚できる喜びとを、若者らしく歌ってもいいのでは?わたしはディミトリ(=礼真琴さん)の幸せな歌をいっぱい聞きたいんですけど。

その③、ディミトリと祖国ルーム・セルジュークとの関係性について。
ディミトリにとって、祖国ルーム・セルジュークはどういう位置付けだったんですかね~~。育った国と自分のルーツである祖国とどちらを取るか問題、そこの葛藤は特に表現されていなかったと思います。「人質だから」とか言いながらそこそこ幸せに暮らせてたから、育った国ジョージアを選択することに迷わなかったのかな~~と思いました。今ある環境・人間関係優先の考え方。そのディミトリとは異なり、祖国ルーム・セルジュークを取ると思っている副宰相アヴァク以下家臣たち、ディミトリの父エルズルム公、そしてホラズムの帝王ジャラルッディーン。血族・親子関係優先の方々。王配殿下に政治に関わらせないのも、祖国との繋がりを疑うのも、彼らにとっては当然の思考回路だと思います。ルーム・セルジュークに有利な国政をやられたら厄介ですからね。それをあまり理解していないような印象のルスダン。そりゃー斜陽の国のルスダンだって陰口叩かれちゃうよ。まぁルスダンも最後は立派な女王に覚醒していましたが。

その④、ルスダンの浮気(未遂?)事件の件。
奴隷ミハイルは美形で王女のお気に入りという説明はあったけれど、ちょっと唐突に感じました。ミハイルとの心の交流的なシーンとかが特に描かれていないから、急に美青年に走ったように見えました。ルスダンはかわいいし同情を寄せて観ていましたが、ここの場面だけはね~~~ちょっとね~~。私にはルスダンの行動が理解できませんでした。浮気に走る前にもうワンクッションが欲しかったです。

その⑤、裏切りの罪でディミトリが牢獄に閉じ込められて、敵国のジャラルッディーンに助け出される場面。ジャラルッディーンが「噂通りの美しい青年だ」とか言って、腹心が「帝王は美しいものには目がない」とかいうからさ~~、正直、BL(ボーイズラブ)??って思っちゃいました。ラスト付近ではジャラルッディーンはすっかりディミトリを信頼している様子だし、ディミトリの死を嘆き悲しんでる様子が、ぱっと見、愛妾を失って悲しむ帝王に見えちゃったんですけど・・・??え?BL?BLなの??。そりゃあ礼さんディミトリはお美しいけどさ。BLとか思っちゃった私の思考回路がおかしいのかしら・・・。

と、つい突っ込みたくストーリー展開もありましたが、それはそれとして楽しめました。繰り返しになりますが、衣装とダンスと、そして演者のビジュアルが良かったですからね~~~それらを見るだけでもすごい満足できました。


次に第二幕『JAGUAR BEAT』の感想。こちらは手短に。

なんか、全体的にギラギラ・ゴテゴテ、そして意味不明なショーでした。でもそんな意味不明状態が結構楽しかったりします。私は楽しかったです。一体どこがジャガーなのかは、よくわかりませんでした。だって、ジャガーといえばアフリカのサバンナじゃないの?あんな電飾バリバリ蛍光色とスパンコールもりもりで、ジャガーなんかいっ!!と心の中でツッコミがいっぱいでした。そして目が疲れる。わたくし緑内障ぎみだとかなんとか言われてて、目の健康には注意しようって思っていた時にこんな目が疲れるショー、しかもそこそこ前方席ってさ・・・緑内障が悪化したらどうしてくれんじゃいっ。
出演者コメントもしたいところですが、星組でお顔を認識できるのが数少なく、間違っているかもしれないので、パスでお願いします。ご贔屓の暁さんばかりの感想になってもあれですし。「ピッピッピ、ピィーッピ、ジャガービーッ!!」という礼真琴さんのお歌が頭の中を駆け巡り、「マジッ、マジッ、イッツマジーッツク!」というフレーズもやたら頭に刻み付けられました。なんか、見たまんまを受け止める、アホなショーでしたね。あ、誉め言葉です。ショーの時間はあっという間に過ぎてしまいました。私は好きです。


今回の星組『ディミトリ』『JAGUAR BEAT』、よかったです。楽しかったです。
タカラヅカをいっぱい浴びたわ~~~。

20230129星ディミトリ.jpg

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ライブ配信『モンテ・クリスト伯』『Gran Cantante!!』みました♪ [宝塚感想 星組]

前言撤回。前々回記事にて「宝塚から一旦離れます。」と言ってしまいましたが、撤回させてください。
星組のライブ配信を観ることができました(^^♪

運よく仕事の約束がなく休める日だったし、暁千星さんもご出演だし、見れるときに見とこう、と作戦変更しました。もし暁さんが休演してたら観なかったと思います。休演者のファンの方々は気持ちが複雑だったのではないかと推察します。


さて、星組のモンテ・クリスト伯。
正直な感想を言うと、宙組版の方がトータルで好みでした。
そう思った理由は、人数とセットなどの舞台映えの違い、作品の作りこみ具合(公演期間が短いとか代役の影響とか)、そして、そもそも礼真琴さんにこのお役は似合わないんじゃない?、などです。

いつも健康的でパッションに溢れているような礼さんですから、獄中で希望を失ったお姿とかでは生命力を隠し切れてなかったし、用意周到な復讐者にしては健康的なオーラが闇を打ち消しちゃってるし、ちょっと違うよね~~~と私は思いました。
もうちょっと似合う役をプロデュースしろよ~~演技力で何とかしてくれるとか頼ってんじゃないよ~~、とプロデュースした方に言いたい。
よかった点は、宙組版であったハイスクール生徒の解説を無くして、ベルツッチオとルイジ・ヴァンパに語り部を任せた点くらいかしら。

改めてタカラヅカ版モンテ・クリスト伯を見てみると、ストーリー展開が雑ですよね。長い原作モノを舞台化するのは難しい・・・。

そして、結末を予め知った上で見ていると、メルセデスに突っ込みたくなってしまいました。
だって、息子アルベールはエドモン・ダンテスの子供なんでしょ?フェルナンに真顔で「父親はあなたしかいないのよっ!」って、よく言うよね~~。ダンテスとの子供って分かってた上でこのセリフって、なかなか図太い。息子を育てるために嘘を突き通して仮面夫婦を演じるのは理解できるけど。

フェルナンに正面きって喧嘩をするのも、内心ではフェルナンが昔のように優しくなるのを期待してるからなんじゃないの??本当に冷え切った夫婦は喧嘩すらせずコミュニケーション自体を拒否するもんだし。
まぁ、結婚に憧れを抱く素直な乙女にその心情を妄想しろっつう方が無理なんだけどね。夢を壊すおばちゃん発言で申し訳ない。
原作とは異なる無理なハッピーエンドにしたせいで、メルセデスの言動に歪みが生じてると思いました。

瀬央ゆりあさんフェルナンがちょっと人よさそうに見えたのも一因かもしれません。ああ見えて、悪気もなくダンテスを罠に嵌めて、エデ姫を人身売買してって、二面性ありすぎなフェルナンに見えました。

あ、あと、ご贔屓さまの暁千星さんのベルツッチオが予想よりもよかったです。私のタカラヅカ初恋の方、かつ演技力が評価されていた緒月遠麻さんがやってたお役ですから、つい比較してしまいそう・・・と思ってました。が、特に比べることもなく、暁ベルツッチオとしてそのまま受け止めて見ることができました。うん、思ったよりよかった。(←何目線?えらそうだなっオイッ!)
お調子者の暁ベルツッチオが私的癒し枠でした。


続いて、ショー『Gran Cantante!!』の感想を。・・・といってもそんなに語ることもないのですが。

大劇場版を観ていないので変化点とかはよくわからなですし、星組ならショーは観て楽しいのは当然だし、藤井大介さんのショーなら外すこともないしね。期待通りなショーでした。ありちゃん(暁千星さん)が女役やってる!(そしてデカい!)とか、これが大劇場で物議を醸した片羽根ね~~、とかの感想程度です。

なお、星組公演に関しては、人事案件に触れないことにします。(だってさ~~・・・察してくれ・・・。)
本当は生で会場で観たかった・・・。


私は年内はチケットを持っておりません。雪組東京公演の友の会第二抽選はこれからですが、どうせ落選でしょう。次回星組公演のチケット取りに向けて、徳積み生活がんばります。

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星組『柳生忍法帖』『モア―・ダンディズム!』感想 [宝塚感想 星組]

先日、星組『柳生忍法帖』『モア―・ダンディズム』の東京公演に行って参りました♪
チケットは友の会先着でゲットした、平日昼公演のA席です。愛ちゃん(愛月ひかるさん)のラスト公演なので先着で頑張りました。


頑張ってチケット取ったけれど、なんか・・・『柳生忍法帖』は私的ビミョーな作品でした。ストーリーは理解できたけど、なんとなく腑に落ちない感じ。なんでなんだろう・・・。

柳生十兵衛、かっこいい・・・か??
いや、礼真琴さんのせいではないですからね。先に断っておきます。主役がかっこよく見えないのは、悪役がいろいろ残念だからですかね??と私は思いました。

以下、私的残念ポイントをひたすら突っ込みます。(ネタバレあります。)

芦名銅伯はあれだけ迫力があって妖術も使えて、優秀な7本槍もいるのに、野望がちっさい。幕府転覆とか世界を闇にとかじゃないんだ・・・。芦名一族の再興が目的なのはいいとして、達成手段が結局娘に藩主のお世継ぎをうませることなんかいっ!妖術いらないじゃん!始めからその作戦にしとけよっ!!

堀一族に対しても、江戸時代なら謀反人は捕まったら死罪なのは当然だから、男性陣を追い落とすだけで十分なはずなのに、女性達をさらに追いつめるのは愚策でしかない。藩主を立てて将軍家にいい顔したいなら、寺に押し入るのも得策ではないってわかるだろうに。それくらい考えて作戦練っとけよ。

しかも、千姫を陥れる方法が、男遊びの噂を流すことだなんて、アホかっ!普通に謀反の嫌疑をかけさせるとかじゃないんかいっっ!!銅伯様のアイデアとしては残念すぎるっっ!!
使う妖術も、人を惑わす香を焚いて男女の愛憎感情を増幅させて的な妖術だし。昭和のエロ親父が考えそうな妖術だなっ!!

会津七本槍も、弱い女を掻っ攫うのがメインのお仕事で、活動が結局しょぼい。見せ場が少ない。せっかく剣豪ぞろいの7本槍がいるんだから、しっかり働かせろ。そして謀略と頭脳戦で藩主を支配しとけよー。

あと、天海大僧正が亡くなると徳川家の威光が亡くなるってのもおかしいのでは。家光の時代の幕府なら堅牢だから、坊主ひとりが亡くなったところでなんとかなるでしょ。現にラストで天海大僧正が亡くなっても徳川家が困った様子もないしねっ。

悪役好きとしては、もっと悪役に悪役としてしっかりして欲しかったです。頭良くてずる賢く人を支配するとか、または恐怖で支配するとか、もっと怪しくてドロドロした術をつかうとか、もしくは火焔大爆発または轟く稲妻バリバリ系の派手な術を使うとか、悪役のやりようがあるだろうに。何と言ってもタイトルが『忍法帖』なんだから。愛ちゃんが存在感のある銅伯様をガッチリ演じているのに、やることが残念に見えて惜しい。悪役が物足りないせいで、主役の柳生十兵衛の正義感がちっとも際立たず、相対的に主役が残念になってしまったのではないかと思いました。悪役もっとしっかりしてっ!!悪役大事!!

主役の十兵衛のちょっと残念だった点についてもコメントを。
十兵衛も剣豪とかいいながら何回か敵に捕まったりしてるし、ラストでやっとバトルシーンがあったけど短かくて、剣豪感が薄く感じたし。「おれのxxxの技を見切ったのはお前だけだ」とかなんとかのセリフがあったけど、そのxxxの技(←聞き取れず)とやらが何なのか、それがどのくらいすごい技なのか、理解できませんでした。演出の問題??
ゆらがどこでなぜ惚れたのかが全く理解できないし。ゆらの一目惚れが唐突過ぎました。そしてトップコンビの萌えがなかった。
唯一の救いは、礼さんの男前な歌声かな~~。歌声は男前でよかった。
あと、衣装は瀬央ゆりあさんのが一番よかったな~~。あの衣装を礼さんに着せて欲しかった・・・。


第一幕のお芝居に対するコメントが長くなってしまいました。
第二幕のショーについては、手短に。

シンプルでよかったと思います。なんか、深読みせずにそのままを受け止められるショーって感じました。ショーによっては「いまのどういう意味??」とか思ってしまうものもありますが、今回はそれがほぼありませんでした。
「ダンディ~~♪」とか歌ってて「なにがダンディなん??」と片隅に思いつつも「まあいっか~~」とイージーにスルーできたし、色とりどりのスーツがステキ♡とか思ったり、キャリオカってなんか聴いたことある~~、という感じで超お気楽に楽しく観ていました。私にとっては癒し系のショーでした。愛ちゃんの白い王子様も見たし。ショーは満足でした。


ところで。
愛ちゃんの立ち姿とかちょっとしたポージングとかが、私にとっての「タカラヅカらしさ」のイメージです。
タカラジェンヌの能力をお芝居・歌・ダンスとかで表現することってありますが、立ち姿とかってどれにも該当しない能力かと。(強いて言えばダンスの範囲内??)
実力主義という名でお芝居・歌・ダンスばかりを重視して、タカラヅカらしさが将来薄くなったらやだな~~~、と私は思います。愛ちゃんみたいに(私にとっては)タカラヅカらしい人もちゃんと重用して、誰かしらに引き継いでもらって続くといいな~~~・・・、と、愛ちゃんのお姿をみて思いました。

退団後も愛ちゃんに幸多からんことを願って。

20211127柳生忍法帖.jpg

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星組ロミジュリA日程の感想 [宝塚感想 星組]

タカラヅカ版のロミオとジュリエット、作品自体が好きなんですよ~~。古典ストーリーとか音楽とか舞台の雰囲気とか赤チーム青チームでわちゃわちゃ踊ったり小芝居してたりするところとか。過去の映像で見て「生で観観てみたいっ」と思っていたので、今回念願叶って生観劇できたことが大変うれしいです。

ロミジュリってさ~~、観客をいかにロミオとジュリエットに惚れさせるかが重要だと思うんですよね~~。観客がどちらかに(または両方に)感情移入して胸キュンしないと、その後の急転直下無理矢理なストーリー展開についていけなくなりそうです。
タカラヅカならビジュアルは基本ばっちり。ただし課題は歌。

わたくし、このミュージカル『ロミオとジュリエット』の楽曲、すごい好きなんです。作曲したジェラール・プレスギュルヴィッグさん天才!!って思います。
その素晴らしい楽曲をロミオがボエ~歌いしたら、「金返せーーー!」と殺気立ってしまいそうです。(実際はそんなトップスターにこの作品を当てることはしないだろうけど。)
そんなミュージカル『ロミオとジュリエット』、ロミオがちゃんと歌える人で、それを生で聴けて、ほんとによかった~~と心から思います。
ちなみに、私は歌うま信者ではないので、主役以外の歌はそんなに気にならないです。主役二人に胸キュンすれば満足。

今回は二階A席でした。東京の劇場は、ヘタな一階席より二階席の方が音響が良い気がします。BGMと歌声がしっかり聞こえ、代わりにズンズンとした低音が少ない感じ。(気のせいかも・・・。)

ストーリーについては、そもそも原作自体がツッコミ所多すぎるので、本記事では触れないことにします。(別記事にして書くかもしれません。)

礼さんロミオの歌、よかったです。
これは多くの方々がコメントしている通り。賛同。超安心して聴けました。安心な分、音楽曲を堪能できました。
礼さんロミオは小学生男子でかわいい。第一幕は小学生男子なのに、第二幕では急に成長して愛について語りだすし。急に目覚めて分かった風な口をきく、中二病男子感が・・・。でも正直、君のは愛ではなくて恋でしょ?「君たちのはまだ知らな~い~~ 誰かを愛することを~~」って歌ってるけど、そういう君もだよ、と心の中で突っ込むような、かわいいロミオでした。

ジュリエットは生で観ても強くて元気な感じでした。ロミオをリードしまくっている。なんか、強そうな分、ほんとにロミオに胸キュンしたの??都合がよかったから好きになったの?とか思ってしまいました。疑い深いおばちゃんでごめんね。

愛ちゃんのティボルトはね~~、もう、期待通り♡
配役発表時点で「似合うにきまってる!」と思ってました。チョイ悪セクシーなティボルト、超好みです。それでいてジュリエットには告白せずに密かに想い続けているような純粋さもあるし。ちょい悪ティボさまに妄想恋人として胸キュンしながら、切ないティボちゃんに少ない母性本能をくすぐられてしまうし、登場するたびに感情が忙しかったわ~。
「ティボルト♡」と言い寄る赤チームの女になりたい・・・。

有沙瞳さん演じる乳母の歌には泣かされてしまいました。
歌は堪能しても、泣くほど心を動かされるとは。有沙さん、娘いるの?降霊術で母親の霊を呼んで憑かせてるの??歌の表現力すごくない???
おばちゃん、マスクの下で涙と鼻水がずびずびして大変でした。

なんやかんやでストーリーと音楽を堪能した後でのフィナーレ!!
むっちゃ大人感のあるフィナーレで、すごくかっこよかった!!!
小学生男子ロミオからの大人セクシー化した礼さんとか、男役群舞とか、大階段でけだるく座っている愛ちゃんとか、タンゴ(?)で踊るキレキレデュエットダンスとか、カッコよくてときめきまくりでした。

他にも、天寿光希さんのこととか、瀬央ゆりやさん、綺城ひかりさん、極美慎さん、天華えまさん、輝咲玲央なん、小桜ほのかさん、漣レイラさんなど、いろいろあるけど書ききれません。言葉がまにあいません。みんなまとめて一言、よかったよーーーー♡♡

星組ロミジュリ、見れて幸せでした。

20210522星ロミジュリポスター.jpg

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星組ロミジュリB日程のライブ配信見れました。 [宝塚感想 星組]

夜6時半からライブ配信って、私にとってはなかなか厳しい時間設定。いつもなら夕食の準備をしている時間です。ですが、「星組ロミジュリのライブ配信を見たい!」という欲望から、夕食を早めにすにるなど、家族の協力の元になんとか時間を作りました。夕食のトンカツを掻っ込んで、洗い物を旦那に任せて、急いでPCオンしてGoogle Chrome を立ち上げて楽天TVにログインして、ヘッドホン付けて部屋に引きこもって・・・。最初の数分は見逃したものの、なんとか間に合い視聴することができました。夜のライブ配信は、私にはキツイです。幻となってしまった、星組『ロミオとジュリエット』のB日程の私のチケット・・・。その代わりにと劇団よりご用意いただいたライブ配信をなんとしても観たかったので、頑張りました。

愛ちゃんの死、見れてよかった~~~♡
ツイッタートレンド入りも「なるほど~」とうなずく死でした。表情を出し過ぎないのに妖艶な感じで、ロミオに触れるか触れないかの絶妙な間合いでまとわりつくあいちゃん。あんなサラサラヘアの愛ちゃんの死になら、憑りつかれたいわ♡

礼真琴さん演じるロミオ、かわいかったです。最初の登場シーン(綿毛を吹いたりしているシーン)で、なんか、ウ〇チとかいって喜んでいる小学生男子みたいだな~~と思ってしまいました。美しくないワードを出してしまい、申し訳ありません。でも、正直にそう思ってしまったんです。体はそこそこ大きくなったものの、そんなワードで爆笑しているような、アホかわいい男子を思い出してしまいました。心は少年のまま、というか少年過ぎるロミオ。でも、そうでないと、その後の超突っ走り展開にならないよね~~と納得感はありました。
礼真琴さんって、私が過去に観た星組公演では優等生感があったので、こういうアホかわいい印象の礼さんは、私は好きです、はい。

そんなかわいいロミオと恋に落ちる、舞空瞳さん演じるジュリエットは、強そう。バルコニーのシーンで乳母に「すぐ行くってば!」と伝えるシーンの声のドスの入れ具合が、いい。全体的に元気ではきはきしているし、ロミオと恋に落ちるシーンも、淡い恋心とかではなく、好きっ!(ガシッッ!)っという印象で、強い。アホかわいいロミオをしっかり尻に敷いて、駆け落ち成功した後も逞しく生活していきそうです。ジュリエットも、過去公演と違う感じで、いいわ~~。

有沙瞳さんの歌、よかったですね。私的歴代No.1乳母は美穂圭子さんなのですが、美穂さまに匹敵するような貫禄の歌声でした。歌がうまいとかの話しだけではなく、表現方法、感情の入れ方などが、私の好みでした。声が高いかわいい系娘役の歌より貫禄ある系の歌声が好きです。

ほか、瀬央ティボルト、天華マーキューシオ、綺城ベンヴォーリオ、極美パリス伯爵、輝咲ヴェローナ大公、天寿キャピュレット卿など、いろいろコメントありますが、書ききれません。すいませんが割愛させてください。

フィナーレは、アホかわいいロミオから一転して、大人ロミオのオラオラダンスでしたね。愛ちゃんもオラオラ踊りまくる男役群舞。しまいには、タンゴ(?)のキレキレデゥエットダンス。かっこい~~~!!

思いっきり拍手したいのに、画面越しでは伝わらずに残念。ライブ配信でも、本来は拍手が聞こえるであろう部分もシーンとしたまま・・・寂しい。
でも、おばちゃんも画面越しに拍手したからね~~!!!

ロミジュリ、よかったよ~~!!よかったよ~~~~!!!
この感情、超能力で伝われ~~~!(超能力なんて信じてないけどね。)
「どうやって~~~つた~えよ~~~」・・・とベンヴォーリオ歌唱にのせて。

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