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演劇ドラフトグランプリ2023@日本武道館 [宝塚じゃない舞台など]

先日、演劇ドラフトグランプリを観に行ってきましたo(^∇^)oワーイ♪

宝塚歌劇団の方は夢もチケットもくれないんでね。他のエンターテインメントの方に行きます。

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演劇ドラフトグランプリというのは・・・
ドラフトによって結成された複数のチームが上演時間などの決められたルールの中でそれぞれオリジナル演劇を制作、日本武道館で一万人の観客を前にして完成した作品を披露し、グランプリを決定する前代未聞の演劇バトル
・・・ということです。(公式案内より引用。)

元タカラヅカの七海ひろきさんが座長としてご出演だったので、追っかけに観に行きました。


会場は日本武道館。私は初の武道館でした。

今回の演劇ドラフトでは、八角形の建物の中央に八角形のステージが用意されていて、かつ、各チームともそのステージを活用し、全方位に向けた演出をしていました。演者が違う方向を向いていても、ステージ上部のモニターで映し出されるので問題なし。私は二階席でしたが見やすくてて楽しめました。

演劇ドラフトグランプリは、司会や審査委員などと参加5チームのメンバー紹介のオープニング、各チームの演劇20分、一チーム終わるごとの感想&インタビュータイム、審査員&観客の投票タイム、優勝者発表とエンディング、でトータル約4時間の長丁場でした。明確な休憩時間は設定されていないので、インタビュータイムに席を抜けておトイレに行くしかありませんでした。二階席は背もたれがなくて腰が痛くなったし、観客の投票はアプリをダウンロードして会員登録しろというものだったし(結局投票できなかった)、アラフィフおばちゃんには難易度が高いイベントでした。


でも、内容は良かったです!おもしろかったです!!

最初に出てきた劇団『びゅー』はお笑いありのお芝居で観客を巻き込んでの演出で会場をあっためてきて、二番手の劇団『国士無双』は切ないお話のお芝居らしいお芝居で泣かせにきて、三番手の劇団『品行方正』はチーム名とは真逆のハチャメチャコメディで圧しまくり、四番手の劇団『一番星』はコメディからのアイドルコンサート化で客を楽しませ、最後の劇団『恋のぼり』は沖縄の戦争をテーマにガチ演劇で泣かせにきました。5チームがそれぞれ個性豊かで、まるで演劇の盛り合わせ、五つの味を味わったような公演でした。

劇団『恋のぼり』は、役者5人がほぼ均等に舞台上に立っていて、状況や人間像をお芝居でみせて、少年たちの初恋と友情をこいのぼりにかけて、座長の玉城という苗字までうまいこと活用し、あわただしかったり増長にもならない時間配分でストーリを構成させていて、優勝するのも納得の演劇でした。通信不良がなければ私も一票入れていたと思います。

でも、脚本的に好きなのは劇団『一番星』ですね。アイドルというテーマでの公演でしたが、もうね~~~くだらな過ぎでサイコーー!!でした。「ファンサして♡」と書いてある推しうちわをスンとした顔で掲げる荒牧義彦さんが笑えて刺さりました。しかも、演技の後半はもうただのアイドルライブ。これがなかなか楽しくて、客席一体になって楽しんだし、武道館にキターーーー!!!感を味わえました。むっちゃ楽しかったです♡

七海ひろきさん座長の劇団『品行方正』はコメディに振り切ったお芝居でした。で、七海さんはまさかの(?)イケメン男性役。リアル男子がいる中でのイケメン七海さんだと若干浮いた感じがあるのですが、それがコメディの中ではいいお味になっていました。「いろいろおかしいwww」と笑いつつストーリは進んでいき、クライマックスではメンバー5人で超ダサい歌と踊りを披露して、会場中が大笑い。終盤では七海さんの投げキッスシーンで「キャ~~♡」と黄色い声を出させていました。七海ひろきの使い方(笑)いいのか?私はいいと思うけど♪


というわけで、演劇ドラフトグランプリ2023、むっちゃ楽しかったです!!

「演劇を愛しています」という男前な荒牧慶彦さん、プロデュースしてくれてありがとうございます。
私も演劇というエンタメに対する興味が増えました。そして何より楽しかったです。

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