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明治座公演『令和千本桜 義経と弁慶』感想 [宝塚じゃない舞台など]

明治座公演『令和千本桜 義経と弁慶』を観てきましたーーー!!!

ものまねのコロッケさんとかいちゃん(七海ひろきさん)との異色のコラボ。誰がなぜプロデュースしたのか、謎しかないこの公演。期待値を低めにして観に行って参りました。

チケットはかいちゃんのファンクラブ経由、会の総見公演にいきました。
ファンクラブからのおみやげブロマイド狙いで参加。他に明治座からのおみやげ(夜公演のみ)ポストカード、グッズのブロマイドもゲット。
ほくほく♪

第一幕はお芝居、第二幕はショーの構成です。
以下、若干ネタバレあります。

第一幕はお芝居。
真面目なお芝居と合間に歌と、少しのお笑いと。タイトルの通り義経と弁慶のお話。
語り部役の方の導入のあと、いきなりの五条大橋で弁慶(コロッケさん)と義経(かいちゃん)の戦い。かいちゃんは歌いながらのワイヤーアクション!真面目な芝居かと思えばミュージカル風に歌うのね~。ワイヤーにつられながら歌ってて、かいちゃん大変!!
でも、ワイヤーで激しいアクションをするかと思えばそうでもなく、殺陣もワイヤーアクションも(映画とかでみるのよりは)ゆっくりなアクションでした。演者の身体能力に合わせてるのかしら。

ストーリー的には、五条大橋のあとは奥州での話と、頼朝と対面の話。鵯越(ひよどりごえ)の逆落としなどの義経活躍の場面などは語りで大幅にすっとばし、頼朝の不興を買った後のストーリーに比重を置いてました。
牛若丸姿のかいちゃんがかわいいのに~~~!!すぐ終わっちゃうから残念・・・。

後から思えば、このお芝居は義経と弁慶の話を基本知ってる前提で成り立ってますね。
物語のいろんな背景や経歴をすっ飛ばしまくり。牛若丸はじめ日本の物語を知らない方、海外の方や帰国子女の方にはチンプンカンプンになるかもしれません。

五条大橋の他、各所に殺陣の演出がありました。
義経の家来役の俳優さんは舞台の殺陣の経験があり(舞台『刀剣乱舞』出演の経歴あり)、敵役の方も殺陣ができる方のようで、宝塚のよりは見応えがありました。
かいちゃんはややゆっくり、コロッケさんは大きく動いてごまかしつつ。でも敵方の演者が上手いせいか(たぶん)、それなりのアクションに見えました。
リアル男子は力強いし、殺陣の演出ってかっこいいね~~~。

第二幕のショー、それなりに楽しかったです。
コロッケさんのコテコテものまねに笑えなかったらどうしよう・・・と思っていましたが、杞憂でした。そこそこ楽しめました。

ショーは司会者がいて、コロッケさんのものまねを補足してくれますし、コロッケさん自身もセルフツッコミもあるので笑えました。さすがその道40年。お客様を楽しませる術をお持ちですね。

ショーを彩る女性ダンサーも良かったです。キレッキレの今時なダンスでチアリーディングのような笑顔。コロッケさんの舞台に合う、表情筋を大きく動かした笑顔のダンサー方々でした。
かわいい。

かいちゃんのショータイムもありました。4曲分程。
かいちゃんショーの出だし曲は、King & Prince(略:キンプリ)のシンデレラガール。王子様キャラのかいちゃんにキンプリはよく似合いますね♡
フルバージョンで歌ってくれて、とっても楽しかったです (ノ∇≦*)ポッ♡♡
また聴きたい。正式にカバーしてCD出してくれないかしら。

期待値低めで観に行きましたが、結果、十分楽しめた公演でした。

20211010明治座.jpg

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