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宝塚歌劇団とご遺族とで合意書を締結 [宝塚関連の雑記]

昨年9月末に宝塚歌劇団のAさんが転落死した案件、3月28日にやっと合意書が締結されました。ご遺族からの要求(謝罪と補償)に対し、劇団側は過重労働とパワハラを認め謝罪し、やっと合意しました。やっと。やっとですよ。

11月時点で劇団の負け確定だって私は思っていました。合意に至るまでにずいぶんと時間がかかりましたね。

長引かせたすべての元凶は、11月の劇団の調査報告書でしょう。あそこで正直に調査して正直に報告していれば、劇団も謝罪しやすかったのにね。企業の危機管理の大失敗、歴史的汚点。今後はいろんな会社がこの大失敗を反面教師にしていくと思います。

劇団は、厚生労働省のパワハラの定義に照らし合わせてパワハラだったと認めました。劇団自身が認めたんですよ。パワハラの定義はサラリーマンと同じですよ。たとえ宝塚歌劇団だろうと、芸能界だろうと、人権と健康が守られるべきなんですよ。

あと、時代は変わっているんですよ。今は令和の時代ですよ。昭和の理論を引きずるのは年寄りの井戸端会議内だけでいいんですよ。劇団が過重労働とパワハラを認めて謝罪するのが今の時代の現実なんです。宝塚歌劇団が竜宮城からやっと顔を出してきましたよ。(まだ完全に出てきたとはいえませんが。)

そして、劇団がパワハラを認めたことが記録として残り、SNS等のつぶやきはネットの大海の藻屑としていつか見えなくなっていくことでしょう。

まぁ、認めたくない心理は理解はできます。パワハラ行為者も謝罪してない方がいるみたいですし、認められない人もいるでしょう。認められない方はそれはそれで仕方ないかと思います。現実から目をそらして自分の都合のいいものだけを受け入れて生きていけるのなら、それはそれで幸せな気がします。

うちの会社だって、パワハラはあります。過去だけでなく、今現在進行形の案件がありますよ。私の部署じゃないけど。人事や通報窓口に訴えたのに、そのパワハラ上司は4月以降も部署に居座ってますよ!もうびっくり!!会社のパワハラも、一人が訴えても効果が薄くて、複数人で証拠等々を集めて訴えたらやっと人事が動いて、改善するかも?と期待したらパワハラ上司はまだ居座っているという、ね~~~。ちなみに、そのパワハラ上司も最近態度を改めて大人しくしているとの話でした。うちの会社もまだまだ波乱はありそうです。また若手が辞めそう。将来を担う若手をもっと尊重して欲しい。パワハラを認めたがらず現状維持を望むのは日本企業あるあるなんでしょうね。

宝塚歌劇団の対応には不満というか疑念が残りますが、ご遺族との合意に至って、劇団が謝罪して、時代に合わせて変わる方向になって、よかったな~と思います。今後も宝塚歌劇団が存続できる可能性が上がりきました。ご遺族の方々も大変だったことと思います。ご遺族方々は本心ではいろいろ思うところもおありかもしれませんが、ゆっくりとお心を癒すことができればと思います。

で、パワハラ行為者の処遇はどうなるんですか?
劇団の会見では「宙組は現体制のまま」とのコメントがありましたが、マジですか?
演目はどうするんですか?
公演再開しても、トップスターが本件に一言も触れずに知らんぷりのまま挨拶ってのは、さすがに無理じゃない?

劇団の会見では宙組体制に若干の含みがありそうに思えました。(会見時の村上理事長の挙動でそう思っちゃいました。)で、宙組を観に行くかどうかはその発表を受けてから考えたいと思います。

とにもかくにも、ご遺族と合意に至ったとのことですので、私は今後も宝塚歌劇団を観に行くことにいたします。

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宝塚歌劇星組『RRR』『VIOLETOPIA』東京公演観てきました♪ [宝塚感想 星組]

宝塚歌劇星組『RRR』『VIOLETOPIA』東京公演、先週末に観てきました〜〜(^o^)♪

お席は一階席前方だけど端っこ、RRRの火事の場面で暁千星さんが立つ側、ショーの客席降りでは暁さんが通らない側でした。生観劇できたおかげで、ライブ配信では写っていなかったご贔屓暁千星さまのお姿をいろいろ見ることができました(^w^) ムフフ♪チケットの女神様に感謝です。


ご存じない方のために『RRR』のストーリーについて超大雑把に説明をしますと・・・(ネタバレあり)。元ネタはインド映画『RRR』。イギリス植民地時代のインドで主人公ビームが、イギリス人スコット総督に不当にさらわれた少女を救うために立ち上がり、ラーマと出会って友情をはぐくみつつ色々あって、協力的なイギリス人ジェニーとも出会い、少女を取り戻すハッピーエンドのストーリーです。で、インド映画らしく途中で脈絡もなく歌とダンスがぶち込まれます。そのダンスが今回のRRRではナートゥダンスでした。

何はなくとも、苦悩する髭男子の暁千星さんラーマを生で拝めてよかったです。先月のライブ配信に続き、暁さんのおいしい場面がいっぱいで、ごちそうさまでした。赤シャツのワイルド感の服を着た暁さんが好みだったな~~~。そしてもちろんナートゥダンスも。暁さんと礼真琴さんが二人でナートゥダンスで踊るお姿、かわいい。

そもそも礼真琴さんもかわいいよね。(←今更www)礼さん演じるビーム、礼さんの素の人柄の良さが表に現れちゃってる気がします。あ、もちろん舞空瞳さんも素敵なドレスで踊ってて、かわいい。あの場面はかわいいが大渋滞してました。

逆に、ナートゥダンス以外は、ストーリーがなにげに重いと感じました。インド人が虐げられてビームも殴られ鞭で打たれて、痛々しい。かわいい礼真琴さんになにしてれるのっっ!!・・・と心の中で突っ込みました。他のシーンもいろいろ気が重くなりました。

一つ気になったこと。総領事を殺害しちゃったら報復にイギリス軍が押し寄せてきそうだけど大丈夫?ハッピーエンドに見えるけど、このあと大規模戦争に発展しない??インド人平気??と、その辺の政治的駆け引きが危うくて、その後の話を心配してしまいました。スコット総督のやり方に「やりすぎだ」との批判が上がっていたとか、スコット総督のライバルがその後穏便に済ませたとかの匂わせがあれば、イギリスが報復しない理由を勝手に想像できたと思います。まぁ、原作映画にそういう表現がないんでしょうね・・・。

観終わった後で家でプログラムを読んでいたら、映画の元ネタとなった人物、実在したラーマとビームについての記事がありました。実際はラーマとビームが出会ったことはなく、実在のラーマとビームはそれぞれ政府側との戦いで亡くなったとのこと。う〜〜ん・・・現実はそうなのか・・・。楽しい宝塚版RRRを観た後で、現実のインドの歴史に想いを馳せてしまいました。


さて、第二部のショー『VIORETOPIA』の感想です。ショーは全体的に、悪くはなかったけれどハマりはしない、という感想でした。ノリノリ押せ押せの曲とかが少なく、しっとり・マイナー調・不協和音(一部)の音楽がぼちぼち多かったせいかしら・・と思いました。一番楽しいのは High way star とリストマニアの音楽の場面。リストマニアの客席降りでは暁さんは来てはくれなかったけれど、席近くを演者(どなたかは不明)が通って踊って盛り上げてくれたので楽しかったのです。ショーは楽しいのが一番好きです。

男役群舞の場面は「やっぱサングラスはいらんっ!」とは思いましたが、超ピタピタのジャケットでスピード感のあるダンスはカッコイイ♡特に暁さんが♡♡(←贔屓の贔屓目)と思って遠くから見つめておりました。ハマりはしないけれど、いい場面もあったし、十分アリなショーでした。

それにしても、ショーでご贔屓様に近づける席にいつかは座りたい・・・!!!


久しぶりの宝塚、そしてご贔屓様のいる星組公演。生観劇できたことで気持ちが上向きになりました。今週は余韻に浸って過ごせそうです。

20240303_星組RRR.jpg

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