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宝塚歌劇星組『1789』東京感想 [宝塚感想 星組]

チケット超激戦の星組1789東京公演。なんと、運良く一般前売りでチケットゲットしました~~~!!!
まぁ、二階最後列、いわゆるBB席ですけど。
一般前売り日、無理かな〜と思いつつ10時10分前くらいにパソコンでログインして、ひたすらブラウザ更新してたらふっと繋がって、端席狙ったらうまいことゲットできました。
BB席ですけどね。(←しつこく二度言う。)
東京宝塚劇場は二階席の音がいいので、音楽を聴くつもりで行けばコスパ良のお席だと思います。(←本当は良席で見たい庶民の負け惜しみ・・・。)


『1789』、よかったです。うん、よかった。

一番は音楽かな。前回観に行った赤と黒の音楽が私的にイマイチだったから、同じフレンチロックとやらの1789はどうだろう・・・と思っていましたが、杞憂でした。好みはジャンルよりも作曲家次第ってことですね。

好きな曲は、第一幕ラストの「声なき言葉」、第二幕の「誰の為に踊らされているのか?」、「サ・イラ・モナムール」、「肌に刻み込まれたもの」、です。そして、コーラスがよかった。星組皆さんが必要レベルに歌える方々(もちろん礼真琴さんは上レベル)だからこその音楽とコーラスで、聴いてドキドキ、勢いがあってよかったです。

ストーリーも、ほぼほぼよかったです。まぁ、多少のツッコミはありますけと。
王弟アルトア伯のキャラ立ちすぎとか(ルイ16世と実の兄弟には見えない)とか、神なのに下民ロナンのフルネームは覚えてくれてるんだ・・・(どうでもいいやつの名前を覚える気がないくらいの傲慢さが欲しかった)とか、カミーユ・デムーランは議員じゃないのに三部会にいるとか(出番を増やすためだろうけど)、ロナンとオランプが恋に落ちた瞬間が私にはイマイチ分からなかった、とか。

特に、バスティーユを抜け出した後の銀橋シーンは、ロナンとオランプがケンカ越しに言い合うよりも、言葉はツンツンしながら優しく微笑み合うか、喧嘩越しでもふと優しい言葉を入れるとかで、ツンデレ萌えキュン演出にして欲しかったな〜〜とか思いました。(←妄想演出家。)

ロナンのキャラ設定はよかったです。行動・思考回路に無理がなかったな〜と。結末に向かわせるための無理矢理な流れ(駄作あるある)がなくて、安心して見れました。ロナンと礼真琴さんがしっくりきたし。オランプもかわいいし。

役柄的にはロペスピエールが美味しかったですね。「誰の為に踊らされているのか?」の曲がよくて、黒髪で後の闇堕ちを感じさせるし。(黒いキャラ好き。)ご贔屓の暁さんのデムーランは爽やか好青年な感じ。リュシルとイチャイチャしてるし。天華えまさんのダントンも好青年だし、後に袂を分つロペスピエールとの違いが表れていたと思います。もしロナンがバスティーユ後も生きていたら、一体どっち側につくかしら、、、とか妄想したりもしました。


なんか、宝塚で久しぶりに真っ当な公演を観た気がします。星組公演の曲を聴きたいですが、CD発売はまだ先。CDを買うか、配信を待って好きな曲だけ買うか、悩ましいです。
二階最後列のお席でも音楽を楽しめたし、ご贔屓さまの歌声も聴けたし、劇場に観に行けてよかったです。

20230812_星組1789.jpg

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