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いまごろ新年のご挨拶&つぶやき [宝塚関連の雑記]

あけましておめでとうございます。

2024年は平和な年でありますように・・・と思っていたら、元旦早々に北陸地方の地震で大変なことになりましたね。被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。ひとまずは暖かい場所で暖かいものを食べて一息つけますように。


で、宝塚歌劇星組の公演も始まりましたね。みれた方いーなーーー。うらやましい。私も宝塚大劇場まで行って観たかったなーーー。

当初は正月連休中に行こうか悩んだけども、インフルエンザ流行がどうなるか不安だったし、次男の受験もあるし、諦めたんですよね。結果的には、インフルエンザ流行してたし(長男が年末に罹患した)、次男は受験が近づいてピリピリしてるし、地震と飛行機事故とで新幹線も混雑で大変そうだし、諦めて正解だったと思うことにしています。スカイステージでの星組フィナーレ放送も見なかったです。みると嫉妬するから。

12月の七海ひろきさんのyoutubeで「宝塚をあきらめないで」的なコメントがありました。私は、タカラジェンヌ方々に対しては諦めていない(己を省みれるはず)ですが、劇団組織運営に対しては諦めています。11月の会見&調査報告書で「だめだこりゃ」って思いましたから。(注:週刊文春は関係ない。)

ビジネス的視点では、歌劇事業を切り離して売り払うこともあり得るのでは、って思います。事業部門を切り離して売却なんてビジネス界隈ではよくある話。阪急電鉄にとって劇団が聖域(お荷物)であれば、売って再構築するのが合理的かもしれません。以前、車の品質不正があったH社も、親会社T社から売られてライバルM社と合併ですから。

T社といえば、年末にT社子会社のD社の大規模不正も公表されました。職場ではD社ネタで年末盛り上がりました。特に、第三者機関による報告書全文(162ページあるやつ)の中の、役職員アンケート(100ページ以降)がおもしろいです。技術職サラリーマン的に「あるある」「気持ちわかる〜」って内容で、頭の中で「あるある探検隊♪」が流れ始めたました。明日は我が身、他人ごとではない。こういうリアルな言葉を載せているところが、信用できると思いました。D社も再建が難しければ売られるかもね。(静岡のS社と合併とか??・・・ないか。)

悪いことを隠蔽し続けるのは難しい、いつかはバレる、というのをD社案件を見ても思いました。宝塚歌劇団の問題だって、Aさんのことがなくても、いつかはバレたんじゃないの?って思います。世の中そんなにイージーではないよ、たぶん。

・・・などなど、そんな感じのことを思いつつ、日々の生活でバタバタしながら年末と年明けを過ごしました。

今年はどんな一年になりますかね。家族も世の中も平和な年になりますように。

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演劇ドラフトグランプリ2023@日本武道館 [宝塚じゃない舞台など]

先日、演劇ドラフトグランプリを観に行ってきましたo(^∇^)oワーイ♪

宝塚歌劇団の方は夢もチケットもくれないんでね。他のエンターテインメントの方に行きます。

20231205_engeki.jpg

演劇ドラフトグランプリというのは・・・
ドラフトによって結成された複数のチームが上演時間などの決められたルールの中でそれぞれオリジナル演劇を制作、日本武道館で一万人の観客を前にして完成した作品を披露し、グランプリを決定する前代未聞の演劇バトル
・・・ということです。(公式案内より引用。)

元タカラヅカの七海ひろきさんが座長としてご出演だったので、追っかけに観に行きました。


会場は日本武道館。私は初の武道館でした。

今回の演劇ドラフトでは、八角形の建物の中央に八角形のステージが用意されていて、かつ、各チームともそのステージを活用し、全方位に向けた演出をしていました。演者が違う方向を向いていても、ステージ上部のモニターで映し出されるので問題なし。私は二階席でしたが見やすくてて楽しめました。

演劇ドラフトグランプリは、司会や審査委員などと参加5チームのメンバー紹介のオープニング、各チームの演劇20分、一チーム終わるごとの感想&インタビュータイム、審査員&観客の投票タイム、優勝者発表とエンディング、でトータル約4時間の長丁場でした。明確な休憩時間は設定されていないので、インタビュータイムに席を抜けておトイレに行くしかありませんでした。二階席は背もたれがなくて腰が痛くなったし、観客の投票はアプリをダウンロードして会員登録しろというものだったし(結局投票できなかった)、アラフィフおばちゃんには難易度が高いイベントでした。


でも、内容は良かったです!おもしろかったです!!

最初に出てきた劇団『びゅー』はお笑いありのお芝居で観客を巻き込んでの演出で会場をあっためてきて、二番手の劇団『国士無双』は切ないお話のお芝居らしいお芝居で泣かせにきて、三番手の劇団『品行方正』はチーム名とは真逆のハチャメチャコメディで圧しまくり、四番手の劇団『一番星』はコメディからのアイドルコンサート化で客を楽しませ、最後の劇団『恋のぼり』は沖縄の戦争をテーマにガチ演劇で泣かせにきました。5チームがそれぞれ個性豊かで、まるで演劇の盛り合わせ、五つの味を味わったような公演でした。

劇団『恋のぼり』は、役者5人がほぼ均等に舞台上に立っていて、状況や人間像をお芝居でみせて、少年たちの初恋と友情をこいのぼりにかけて、座長の玉城という苗字までうまいこと活用し、あわただしかったり増長にもならない時間配分でストーリを構成させていて、優勝するのも納得の演劇でした。通信不良がなければ私も一票入れていたと思います。

でも、脚本的に好きなのは劇団『一番星』ですね。アイドルというテーマでの公演でしたが、もうね~~~くだらな過ぎでサイコーー!!でした。「ファンサして♡」と書いてある推しうちわをスンとした顔で掲げる荒牧義彦さんが笑えて刺さりました。しかも、演技の後半はもうただのアイドルライブ。これがなかなか楽しくて、客席一体になって楽しんだし、武道館にキターーーー!!!感を味わえました。むっちゃ楽しかったです♡

七海ひろきさん座長の劇団『品行方正』はコメディに振り切ったお芝居でした。で、七海さんはまさかの(?)イケメン男性役。リアル男子がいる中でのイケメン七海さんだと若干浮いた感じがあるのですが、それがコメディの中ではいいお味になっていました。「いろいろおかしいwww」と笑いつつストーリは進んでいき、クライマックスではメンバー5人で超ダサい歌と踊りを披露して、会場中が大笑い。終盤では七海さんの投げキッスシーンで「キャ~~♡」と黄色い声を出させていました。七海ひろきの使い方(笑)いいのか?私はいいと思うけど♪


というわけで、演劇ドラフトグランプリ2023、むっちゃ楽しかったです!!

「演劇を愛しています」という男前な荒牧慶彦さん、プロデュースしてくれてありがとうございます。
私も演劇というエンタメに対する興味が増えました。そして何より楽しかったです。

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劇団側の調査結果を読みました [宝塚関連の雑記]

宝塚歌劇団宙組のAさんが亡くなった件、11月14日に宝塚歌劇団側の調査結果公表と会見が出ましたね。

記者会見動画は2時間もあるので見れていないです。劇団側の調査結果は劇団ホームページのニュースに文書PDFが添付されていたので、そちらを読みました。

内容が劇団寄りになるのは予想通りでした。

調査報告書の文面に突っ込みたいところは多々ありましたが、「xxページのこの部分はこう思う」とかいちいち書き出していたらツッコミが多くなり、論文みたいな文章量になりそうだったので、やめました。(趣味で論文書くほど暇ではない。)

劇団は宙組公演を再開したいだろうから、そのために加害者とされる人を切り捨てる(休演させる)と思っていました。それが一番簡単だと思ったから。でも、そうはしなかった。一見生徒を守っているようには見えるけれど、だったら某週刊誌を名誉棄損で訴えるとなぜ主張しない??休演させることができない人が加害だからでは??つまりは、某週刊誌で書かれた通り、トップスターが加害者側ということ??

・・・あぁ、そうなんだ・・・。


一番思ったのは、ハラスメントが事実無根であるならば証言されるであろうことが書かれていない、という点でした。

仮にハラスメントが事実無根であった場合。

もし自分が加害者疑いされてたら、外部調査のヒアリングでは自分の無実を相手に説明すると思います。

また、自分がもし下級生だった場合、敬愛する上級生が疑われているなら「あの人がいじめをするとは思えない」などの証言をすると思います。芝居以外で「嘘つき野郎」などの荒い言葉が飛び交うような職場ではない、とかの証言があってもいいはす。

しかし、調査報告書では上記のような証言が、ない。

加害者とされる人の証言・自己弁護が記載されていないというのは、ヒアリングを辞退(というか拒否)したってことでしょ?

下級生から上級生を擁護するような証言が全くない(約60人にヒアリングして一件も出てこない)ということは、嫌われていたってことでしょ??清くも正しくも美しくもない、罵倒する言葉が飛び交う職場だったんでしょ??

つまりはそういうことですよ。

劇団側調査では「ハラスメントが確認できなかった」だけで「無い」とは言っていない。「いじめの証拠を」というのなら、劇団もいじめ・ハラスメントがない証拠をぜひ提示して欲しいです。「無い」ことを証明するのは難しいのは承知していますが、少しでも無いと思えるような証言を出してみて欲しいです。(←おそらく出てこない。)


私は、劇団員全員が闇落ちハラスメント人間とまでは思っていないし、上級生でも(少しは)まともな人もいると思うし、他の組は大丈夫であって欲しい(過重労働の件は別として)と思っています。

他組の上級生も、宙組の件を他人事とは思わず、自分の胸に手をあてて反省すべきところは反省して欲しいです。それはご贔屓様も含めて。ご贔屓様には、わが身を振り返って、その後にプラスの方向へ行動できる人であってほしい。

おまけ。

事前注文していたご贔屓様のカレンダーが昨日届きました。劇団にお金を出したくはないけれど、グッズはやっぱりうれしい。劇団に安心して投資できる状況になって欲しいです。

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ご遺族側弁護士の会見の動画をみました [宝塚関連の雑記]

11月10日(金)、宝塚歌劇団のAさんがお亡くなりになった件について、ご遺族側の弁護士の会見がありましたね。その日は夕方のTVニュースで本件が報道されたのをみて、「お~~~そういう展開になってきたか~~~」って思いました。私は、ご遺族側のコメントは、劇団側の調査結果公表後に出てくるものだと思っていました。「先制攻撃だな」っていうのがニュースを見ての第一印象でした。

週末は所用で忙しく、日曜日にやっと時間ができたので、会見のフルバージョン動画をネット検索し視聴しました。ご遺族の方のコメント、一緒にいてAさんを引き留めることができなかった悲しさと悔しさを感じて、「かわいそう」「同情する」などの言葉では表現できない、いたたまれない気持ちになりました。「もし自分が親だったら・・」と想像するだけでもつらいです。でも、親御さん、しっかりした方なんだろうと思いました。ちゃんと弁護士を立てて客観性を入れつつ主張するところは主張して、正しい方法で劇団を追求しているなと思ったので。弁護士のかたも有名な方らしいですね(←ネット情報)。打てる最良の手を打ってるな、って感じです。

会見は、某週刊誌の情報を否定しない内容でした。弁護士の話しぶりから、過重労働が主で、パワハラでとどめを刺されてAさんは自殺したということ、と私は理解しました。新人公演の長の期って、そんなに大変なことをやってたんですね。私は知りませんでした。契約形態は業務委託(要はフリーランス)だけれども実質は労働契約、って弁護士の方も言ってましたね。フリーランスを悪用した雇用形態。かなりのブラック労働環境でした。

そんなブラック職場でも、体力があって要領のよい人なら、こなせちゃう場合もあるんですよね。私の会社にもそんな方、完全社畜の人はいます。(あ、もちろん労働基準法に抵触しない範囲内で、土日はちゃんと休みです。)そういう人を例にして、「他の人もできるでしょ?」的にいう人がいるので厄介です。でも、そういうこと言う人って、社畜を利用して餌(給料または出世)は与えず使い潰したい人だよね。(←サラリーマンあるある。)そんな相手には、フランス革命よろしく、反旗を翻していいと思います。(←星組1789の余韻が残ってる。)

上級生からのパワハラも、特定一人ではなく複数名とのことでした。弁護士さんのことだから証拠もあるのでしょう。そのパワハラ上級生のファンの方はつらいところでしょう。自分の子供がたとえ加害者でも全力で擁護するだろう心情と同じく、ファンであればなんだかんだ擁護する気持ちは理解できます。そりゃ~~擁護したいよね。パワハラ上級生についても、どうして闇落ちしたのか、闇落ちを止めることができなかったのかとか妄想してしまいます。

私は、ご遺族の方の主張を完全に支持します。

本件、宝塚歌劇団側の負け確定だと思います。劇団は、これ以上ダメージが大きくなる前に誠意をもって謝罪したほうがよいと思います。だって、他にも同様につつかれたら困ることあるでしょ?上級生だって労働条件がどうなってるとか、会(私設ファンクラブ)のお茶会は業務に入るとか、会チケット委託販売は契約上どうなっているとか、他にも気になる点あるよね~~。

会見では記者の方が「他の新人公演の方も、同様の勤務状況ですか」などと質問されて、弁護士の方は「劇団の会見でぜひ質問してください。」と答えられていました。各組30~40名×5組の200人近くが基準を大幅に上回る労働時間だったということ、大規模な労働基準法違反を企業ぐるみでやったということになり、重大な法律違反とみなされそうです。劇団および阪急電鉄、けっこうやばい状況だぞ・・・。

ライト宝塚ファンな私としては、やりがい搾取の上で成り立っている公演は観たくはないです。今回の件で若手の状況を聞いてしまった以上、安心しては観れなくなってしまいました。ご贔屓様の公演はチケット取りに参戦はするけども、ね。

さて、次は劇団側の記者会見のターンです。公式発表を待ちたいと思います。

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星組博多座ミーマイ感想 [宝塚感想 星組]

博多座星組 ME AND MY GIRL (略:ミーマイ)を観てきました♪

10月は仕事とPTAの予定がいろいろで、この日しか都合がつかず、しかも当初は二泊三日でゆっくりするつもりが、旦那が長めの出張を入れやがったせいで家族の予定が狂い、激レア化したミーマイチケットを手放すのも惜しいから、追加料金を支払って飛行機も予約変更して、意地でもスケジュール調整して行ってきました。
あ~~~遊んで暮らせるお金と時間が欲しいわ~~~~。

・・・という愚痴は置いといて。頑張って行ってきた博多座。楽しかったです。


ご贔屓様はいつも尊い。笑顔で舞台に立ってくれてありがとう。
私の感想が行き着くところは、結局これ。究極はこれに尽きます。


とはいえ、もうちょっと感想を書きます。

観に行ったのは暁さんビルの回。一般前売りで取った2階A席で観てきました。過去の宝塚ミーマイは全く見たことがなく、今回初ミーマイでした。

暁さんビル、ヤンチャでかわいかったです。常に明るくて、前向き、悲しい生い立ちや苦労を感じさせず、明るくて自己肯定感か強い。母親、育ての親(母親が亡くなった時の年齢にもよるが)、周りの人達からたくさんの愛情を受けて育ったのかな~~と思いました。お行儀は悪くても手足の長さと立ち姿とお洋服を着こなすお姿がステキだし。

私的には、お屋敷の図書室でおばマリアとのやりとりの場面、「おばちゃん笑ってるね」というアドリブで虎の敷物と戯れるところが、むっちゃかわいかったです。かわいい暁さんがいっぱい、あざーーっす♡♡

一幕終わりのランベスウォークの場面、1階席は楽しそうでいいな~~と思っていたら、舞台に残っていたジョン卿やマリアおば様方々の小芝居が楽しめたし、舞台に戻る際に極美さんは2階席3階席に手を振ってくれたし、暁さんはこちらの席に指差ししてくれたし、2階3階おいてけぼり感がなくてよかったです。2階3階にも気を配ってくれる方って好き。

舞空瞳さんサリーもかわいいかわいい。お行儀が悪いのは難点だけれど、それ以外は表情や動きがキュートで、ビルがベタ惚れなのも納得。特に、サリーの「顎で受け止めて」の歌の場面、歌ってる歌詞もむっちゃいいこと言ってるし、踊る時の体の動きとか表情とかかわいいし。うん、このサリーなら、おばちゃん全力で応援します。

あ、イケおじジョン卿もいいですよね。最初はビルに反感を持っていたはずなのに、いつの間にかビルと酒飲み友達化してるし。ジョン卿も、ビルとサリーの一途な恋心に影響を受けて、封印していた恋心を思い出してマリアに告白したんだと勝手に解釈しています。ジョン卿、いいね。

そして本日は、水美舞斗さんビルバージョンを配信で視聴しました。イケおじジョン卿が好きだから、暁さんジョン卿がむっちゃよかったです。私は水美さんビルバージョンの方がいいな~~。


・・・で、以下、ネガティブな感想を書きます。しかもちょっと長いです。

まず、マリアおば様がどうしてビルにこだわるのか、ビルなら伯爵家を継げると思えたのか、わかりませんでした。「(結婚するために王位を降りた)国王のようにはならないため」とか発言してましたが、貴族だとは知らずに下町で育ったビルが伯爵になるのと、後継ぎとして育った王が市民になるのとは、全く逆じゃない?って思いました。伯爵家を保つだけならジェラルドでもいいじゃん。なぜいけると思った?顔?役者のプリンスオーラ??(←むしろそう言って欲しい)おば様が敢えてビル推しした根拠がいまいち理解できませんでした。

ビルも伯爵家を継ぐ話を受けた心情ってのが見えなかったし。家族がいると知ってうれしかったとか、父親がどんな人が知りたかったとか、おばさんの期待に応えてみたいと思ったとか、良心的なビルなら財産以外の目的もあっただろうに、そのような想いは作中には表現されていませんでした。そういうビルの気持ちも知りたかったな~~~。勝手に脳内補完しときましたけど。

あと、「ビルが第14代目」「伯爵家は700年の歴史がある」って説明があった時に「計算が合わない・・・」と思ったのは私だけでしょうか。一代で在位50年は長すぎ。徳川幕府が約260年で15代だから。おそらく、家系が辿れるところから700年、へアフォード伯爵家になってから14代ってとこだろう・・・と勝手に解釈しておきました。

そして、ランベス出身の人をディスりすぎじゃない?って思いました。ここが一番の不満ポイントです。

無教養と馬鹿は違うから。お行儀がなってないのは仕方ないにしろ、前半の場面で「この屋敷のものは全部おれのもの~~~」って言ってやりたい放題の描写をするのは、馬鹿にし過ぎではないかと思いました。ビルとサリーのお行儀の悪さと馬鹿さ加減を全面に出したあの場面、正直、私は見てて気分が悪かったです。

ジョン卿がランベスを訪ねて、下宿先の夫人にお金を渡すやり取りも感じ悪いし。最後二人が紳士淑女になるのも、「結局は貴族のやることが正しい」感が出ていて気に入らないし。
私も庶民育ちなんでね~~庶民側に感情移入しちゃうもので。まぁジャッキーとジェラルドもそれなりのアホに描いていたから、それでチャラなのかもしれません。

ビルが女性のお尻をすぐ触るのもどうかと思ったし、ジャッキーがビルを誘惑する歌はストレート過ぎて品がないし、最後の場面ででジェラルドに「ジャッキーを張り飛ばせ」的にアドバイスするセリフもなんだかな~~って思ったし、それで喜ぶ声を出すジャッキーもどうかと思ったし、いくつかの描写に不満がありました。

ミーマイについていろんな感想がインターネットにありますが、ハッピーミュージカルって褒めてる感想が大多数でした。ビルとサリーだけに焦点を絞れば確かにハッピーですが、それ以外の描写がね・・・。

私的には、音楽以外は、良作には思えませんでした。そんな感想は少数派のようですが、正直に感想を書いてみました。いろんな感想があってもいいということで。


まぁでも作品がどうであれ、結局ご贔屓様の公演を生で観れただけで充分ありがたいです。

ご贔屓様はいつも尊い。笑顔で舞台に立ってくれてありがとう。(←と、始めの感想に戻る。)

タカラジェンヌ方々が本心からの笑顔で舞台に立てますように。

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