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『映画刀剣乱舞-黎明-』観ました♪ [宝塚じゃない舞台など]

3月末の休暇消化&リフレッシュ第二弾。映画刀剣乱舞-黎明-を観てきました。公開初日、舞台挨拶中継つきの回です。

映画刀剣乱舞とは、人気ゲーム『刀剣乱舞』を原案とする映画で、舞台刀剣乱舞でご出演の役者方々が登場しています。2019年に『映画刀剣乱舞-継承-』に続き、映画としては2作目になります。

ネタバレ回避、公式に記載されていること以外には触れないようにして感想を書きたいと思います。


いろいろ言いたいことはあるので、まずはネガティブな感想から。

そもそも、アニメ・イラストの二次元キャラを実写化すると、違和感ハンパない。(←今更それをいうwww)
2.5次元が苦手な人がいるのが理解できます。生の舞台だとそんなに違和感なかったのにね。
宝塚歌劇のあの化粧を映像でみると「うわっ!」て思うけど、生の舞台で見るとすんなり受け止めてしまう感じと似てると思います。どちらも見慣れれば何とも思わないですけど。私は映画より舞台の方が好きだな~と思いました。

そして、重大な難点。ストーリーがイマイチ。物足りない。
刀剣男士たちがなぜ2012年に出陣したのかとか、なぜ仮の主が必要なのかとか、酒呑童子の呪いの力の程度とか、結局なにが「黎明」なのか、いろいろもやっとしたまま終わってしまいました。深堀りしようと思えばできたのに説明不足な感じで、結果、底が浅いストーリーになってしまったように思えました。

特に、仮の主の存在。映画で登場した仮の主は皆面白そうなのに(女子高生を除く)、仮主と刀剣男士との関係性を表す描写がすくなく、もったいないって感じでした。あ、あと、ラスボスを倒すに至るあの経緯も気に入らないかな。そこは刀剣男士が・・・とかがよかった。(←ネタバレ禁止。)

グッズに小説があるので、それを読めばこのもやっとが解決するのかもしれません。しかし、小説を読まないと分からない映画だなんて、作品としてはどうなんだ??って思います。


ポジティブな感想としては、殺陣、アクションに見ごたえがあること。そこは期待通りでした。

一昔前ならテレビで時代劇放送があってアクションもあったけれど(水戸黄門とか暴れん坊将軍とか必殺仕事人とか)、いまは見れなくなってきましたからね~~。刀剣男士方々が舞うように刀振るって敵をバッサバッサ、「あっ、あぶないっ♡」と思いつつ(←キャストのピンチにときめくS女)、最後はきちんと敵を倒すあの感じ、観てて楽しかったです。アクションといえばハリウッドの洋物をイメージしますが、殺陣・和物アクションがもう少し評価されてもいいと思います。

あと、キャラ別コメントを。

刀剣男士が刀剣男士してて、演者みなさんよかったです。キャラ解釈が板についてて馴染んでるって思いました。キャラ再現に不満はありませんでした。

主役の三日月宗近はいつものマイペースじじいでした。よきかなよきかな。
山姥切国広は相変わらず多くを語らない。しかも、準主役なのに登場時間が少ない気がして、残念でした。もうちょっと見たかった。
ギャルとへし切長谷部との組み合わせは笑える。二人のサイドストーリーをいろいろ妄想したくなります。
山姥切長義のあの態度も、相変わらずの長義で、よき。長義の仮の主が冴えない国家公務員だなんて、二人のやり取り絶対おもしろいのに、映画に描かれてなくて残念。
髭切・膝丸の源氏兄弟がせっかく出てたのに、酒呑童子のストーリーに対しては・・・だったから不満でした。(←匂わせネタバレ回避)
ほか、骨喰藤四郎、堀川国広、一期一振、小烏丸と、せっかく刀剣男士が出てたのに、思ったよりも登場時間が短くて残念でした。


私が映画刀剣乱舞に期待していたものは、深読みするストーリー展開、殺陣アクション、個々のキャラの面白さ、でした。アクションとキャラはすごくよかったけれどストーリーはイマイチ、というのが私の感想まとめになります。映画館に2回目はないな。


おまけ。映画本編のあと、初日の舞台挨拶中継も映画館で観ました。一回目の舞台挨拶のやつです。

こんな方々が演じられてるんだ~~と、刀剣男士の素顔に興味深々。ジャニーズみたいにイケメンキラキラしすぎていないところが、逆に、舞台の実力で上がってきた方々なんだと思えて、好感度が上がりました。刀剣男士の時と素の役者のお顔のときとでは印象が違ってギャップ萌え。

山姥切長義役の梅津さん、早速のゲームネタをコメントにねじ込んできて、「これが噂の強火審神者ちょぎか~~」って思いました。刀剣乱舞愛、ちょぎ愛が強い。おもしろっ。

今回の映画の刀剣男士キャラではちょぎ(山姥切長義)推しです。もちろんじじい(三日月宗近)も、はせべ(へし切長谷部)もまんば(山姥切国広)も、みなさまよかったです。


映画はイマイチでも刀剣乱舞というコンテンツは好きなので、宝塚歌劇と合わせて(第一優先は宝塚だけど)、今後も刀剣乱舞いろいろをウォッチしていこうと思います。

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