アーティストを作り上げる能力って、あるのね～～

七海日ひろきさんの音楽アルバム「KINGDOM」を買いましたーー！！！
初版限定版を予約していて、発売日の昨日届きました。
在宅勤務のおともとして聴いています。

いや～～～、すごいっすね～～～～。

なにがすごいって？？
かいちゃん（七海ひろきさん）が全曲作詞っていうのももちろんすごいですが、それよりも、かいちゃんをJ-POPアーティストとして仕上げてきた KING RECORDS がすげーーーっっつ！！
・・・と思いました。

ご本人も「歌で魅せるタイプではない」と認めていて、ファンである私も「確かに・・・」と思ってしまう、あのかいちゃんの歌ですよ！！（←決してディスっていないですよ。）
あのかいちゃんが歌でCD出して、歌だけで勝負って・・・正直勝てるのか？ビジュアルはいいけど、CD出して一般受けするのか？？
・・・と、私も最初は思っていました。

宝塚歌劇を卒業後、最初にかいちゃんが出したミニアルバム「GALAXY」は、ファンのひいき目を差し引くと「まぁまぁまぁ」って感じのCDでした。映像なしで、音楽だけで人にお勧めできるか？と問われると、正直そこまでではない、というのが感想でした。

でもでも！！
今回のアルバム「KINGDOM」の一曲、「花に嵐」は、単純にいい曲だと思います。

変化の大きいスピード感のある曲調に、ロミオとジュリエット感のある歌詞がマッチしてて、なかなかいい感じ。サビメロが一発で頭に残り、思わず口ずさんでしまうような曲になっています。
この曲は、最初にメロディが完成してて、かいちゃんが後から作詞した曲とのことです。
このメロディにあの歌詞を乗せる作詞能力。
かいちゃんってば、すごいわ～～～。

そもそも、かいちゃんの音域と声質とキャラクターに合わせて音楽を持ってくる KING RECORDS さんって、すごくない？？
かいちゃんの歌い方も、以前の宝塚の歌い方とは違って、J-POPとしての歌い方になってるし（たぶん）。歌唱法とかは私は全くの無知なので、なにがどう違うのかは正直良くわからないのですが、たぶん違う気がします。

J-POPとしての歌唱指導もあったのかしら・・・。かいちゃんに合わせた音楽と歌唱指導と、持ち前のビジュアルを活かしたPVとCDジャケット。かいちゃんをアーティストに仕上げる KING RECORDS のプロデュース力って、すごくない？？

KING RECORDS も、「このくらいの歌唱力であれば、自分達が商品化できる！」という自信があったからこそ、かいちゃんにアーテイスト活動をオファーしたのでしょうね。
KING RECORDS のプロデュース力、恐るべし。

ちなみに、アルバム「KINGDOM」は全11曲入りですが、私的に全曲サイコー！というわけではないです。ファンはファン、音楽は音楽、と切り分けてるつもりではあります。
アザラシをイメージした曲「QQ」には大うけしましたが。
ぷぷぷ～～～っ(^^♪
どんなアーティストでも、「アルバムの全曲が好き！」という程の大当たりのCDって、なかなかないですよね。今回のかいちゃんのCDも、そんな感じです。ファンなのに辛口・・・。

でも、ファンなので「これを歌ってる時のかいちゃんって、どんなかんじだろ～～～？？」と妄想してニヤニヤしながら聞いています。
結局、ファンは全肯定。スキスキ♡

「花に嵐」は、ファンでない方、アンチな方も、騙された思って一度聞いてみてはいかがでしょうか？
「騙されたーー！」と思われてもクレームは受け付けませんので、あしからず・・・。