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つい買っちゃった週刊文春。 [宝塚関連の雑記]

年末にヅカオタ界隈で話題になっていましたね~~~12月末の週刊文春、演出家原田氏のハラスメントの件。私もネットニュースで目にしましたが「どういうこと??」と気になっていたところで本屋で見かけたので、つい購入してしまいました。そこの本屋ではラスト一冊だったので、「ここを逃すと読めないかも」と思ってしまい、つい手が伸びました。


さて、記事を読んでの個人的感想。
なんか、ありえそう、って思いました。

一般サラリーマンでも、もう少し程度が小さいけれど、パワハラ・セクハラって、あるよね~~~。(※個人の感想。)ここまで露骨なのはさすがに見聞きしたことはないけれど。てか、いまどきの一般企業ならここまでのハラスメントになる2~3歩手前で手を打って防ぐはずだけれど、歌劇団ではそういう抑止力は働かなかったんだ~~って思いました。

文春の記事内容についてはここでは詳細記載しないです。知りたい方は出版社に対価を支払っていただいて。(その対価が巡り巡って働く方の給料になるし。そもそも書きたくないワードもあるし。)

原田氏がやらかしたせいでさ~~~、もう、原田氏の作品にハラスメント妄想がつきまとってしまうな~~どうしてくれんだよ~~~ニジンスキーとかピガール協奏曲とかは好きなのに~~~。
これらの作品を見るたびに、「裏ではパワハラセクハラあったのかな~~」とかむっちゃ想像しちゃうよ。

宝塚歌劇は作品が商品だから、いわば商品の品質不適切案件かと。

近年の製造業の品質不適切案件だと、電機系の〇社とか自動車系の〇社の不正事案を私は思い出します。あれも企業が広報で謝罪文出して、調査委員会つくって調査して、役員複数名が辞任したりしてましたよね。あの不祥事の裏にはパワハラを生む企業風土があったみたいですし、技術職社員もこれを機に結構やめたらしいと風のうわさで聞きました。今回の宝塚歌劇の案件も、メーカーの品質不適切案件と同様に捉えて、一企業としてより適切な対応をしてもよいのではないでしょうか。

まずは劇団のニュースでお詫び文を載せたのはアリだから(言い訳がましい文章だったけれど)、その次、どう対応するつもりなのかが気になります。文春の記事を限りでは、すべて原田氏個人のせいにして幕引きを図ろうとしているような印象があります。

労働災害の話で、ハインリッヒの法則というものがあります。「一件の重大事故の背後には、重大事故に至らなかった29件の軽微な事故があり、さらにその背後には300件の異常ヒヤリ・ハット(ヒヤリとしたりハッとしたりする危険なもの)が潜んでいる」というやつです。そして、重大事故を起こさないために、ヒヤリ・ハットを見逃さず対策することが重要とされています。

ハラスメントの話もハインリッヒの法則が当てはまるのではないでしょうか。おそらく劇団内では、原田氏の重大ハラスメントの背後には軽微なハラスメントが29件あり、さらにその背後には300件の「やな感じ」案件があったのではないでしょうか。そして、「やな感じ」案件を「たかがそれくらいのこと」と軽視して対策を取らなかった企業風土が根本問題だったのではないでしょうか。

今年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では、クランクインの前にハラスメント防止講習会・リスペクトトレーニングなるものを実施したそうですね。出演者方々のコメントをみると、「この場面はこうしたほうが・・・」などの意見出しがあってできた場面が多々あるようでした。リスペクトトレーニングの効果ですかね、大変よい大河ドラマが出来上がったと私は思います。今日放送された総集編も楽しませていただきました。お互いがリスペクトしあえばよい作品が生まれるという好例ですかね。

パワハラ・セクハラって、そういう素質のある人がいても、それを抑える環境があれば、起こらないor軽微で済むはずです。研修やアンケートをやって相談窓口を設けてます、だけじゃ甘いよね。相談窓口があっても「そのくらいがまんしなさい」って回答なら意味ないし。

宝塚歌劇団って、やっぱりブラック企業なのかしら~~~、これだけで終わるのか何かしら対策をするのか気になるな~~~、、、と、いちサラリーマン的に思いました。


以上、宝塚歌劇に関する週刊文春の記事を読んでの、個人的な感想でした。

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